木村峻郎弁護士講義「労使問題で会社が潰れる!⑨」

木村峻郎弁護士講義「労使問題で会社が潰れる!⑨」

労使問題で会社が潰れる!第九回
著 弁護士 木村 峻郎 (アイランド新宿法律事務所)

抜粋

◎不良社員の上手な解雇法⑵

<例>
従業員の不適切な勤務態度に対しては、以下の順に従い、処分に付する。
①従業員に始末書を作成させ、戒める。
②減給=減給できる金額は平均賃金の1日分の半額、
総額が1ヶ月の賃金総額の10分の1の範囲で行う。
③出勤停止=7日以内の期間、出勤を停止し、その期間中の賃金は支払わない。
④降格=職制の降職、解任。
⑤解雇=予告期間を設けることなく、即時解雇する。

<ポイント=証拠の作成>
①不良従業員の違反行為等に対する注意·指導は、 口頭で行なう場合でも、会社側の記録には必ず残すこと。
②同じ誤りを何度も繰り返す従業員や、重大な違反を犯した従業員に対しては、必ず書面で注意·指導を行う。
③注意を受けた従業員に「反省文」、「始末書」を作成させること。
(第十回へ続きます。)