木村峻郎弁護士講義「民法第5回,債務不履行,受領遅滞,失火責任法」

木村峻郎弁護士講義
「民法第5回,債務不履行,受領遅滞,失火責任法」

第5回民法 木村峻郎弁護士が作成した売買契約について以下の問題を考えてみてください。

著 木村峻郎(アイランド新宿法律事務所 弁護士)

<問題>
平成28年5月11日、AはBからBが所有する建物を、代金3000万円、引渡しを同年6月10日とする売買契約を締結した。
しかし同年6月10日になってもAはBから建物の引き渡しを受けていない。この場合における以下の問につき結論と理由を述べて下さい。

1)平成28年6月10日、買主AはBに対し代金3000万円を準備したうえ「代金と引き換えに建物を引き渡す」ことを要求したが、Bが建物の引渡をしないでいたところ、その後Cの放火で建物が焼失してしまった。この場合における法律関係について説明してください。   

2)前問において、売主Bが建物の引渡を準備してAに代金の支払いと建物の受領を請求したが、Aが支払をしないでいる間に、Cの放火で建物が焼失してしまった場合はどうか。

①債務履行と受領遅滞
②受領遅滞と受領義務(民法413条)

以上

アイランド新宿法律事務所