木村峻郎弁護士講義「民法第4回,錯誤無効,詐欺,取消」

木村峻郎弁護士講義
「民法第4回,錯誤無効,詐欺,取消」

第4回民法 民法177条が適用されるかについて、以下木村峻郎弁護士が作成した演習問題を解いてみてください。

著 木村峻郎(アイランド新宿法律事務所 弁護士)

<第1 条文の適用能力の問題>
1.AがBに不動産を売却した場合において、以下の各事例について民法177条の適用(準用ないし類推適用を含む)があるか否か、その結論と理由を附して述べて下さい。

1)Aは錯誤(民法95条)を理由にBへの譲渡を無効と主張したが、その後BがCに譲渡してしまった場合。
                                    
                                    
                                   

2)AがBの詐欺を理由に取消の意思表示をしたにも拘わらず、その後BがCに譲渡をしてしまった場合。
                                    
                                    
                                    
 
3)Bが代金の支払いをしないため、AがBの債務不履行を理由に契約を解除したが、その後BがCに譲渡した場合。
                                    
                                    
                                    

4)AがBの強迫を理由に取消の意思表示をしたが、その後BがCに譲渡した場合。
                                    
                                    
                                    

2.Aの土地上にBが無断で建物を建築した後、BがCに建物を譲渡した場合、Aは誰にどの様な請求をすることができるか。民法177条の適用があるか否か。

以上

アイランド新宿法律事務所