木村峻郎弁護士講義「民法第3回,損害賠償請求,法律学習用練習問題」

木村峻郎弁護士講義
「民法第3回,損害賠償請求,法律学習用練習問題」

第三回民法 引き続き、民法について説明していきます。木村峻郎弁護士が作成した売買契約に関する問題を解いてみてください。

著 木村峻郎 (アイランド新宿法律事務所 弁護士)

<第1 事例毎に適用条件を直ぐに指摘できる訓練>
◎練習問題(事例は第2回の問題文と同一のものです)
平成28年5月11日、AはBからBが所有する建物を、代金3000万円、引渡しを同年6月10日とする売買契約を締結した。
しかし同年6月10日になってもAはBから建物の引き渡しを受けていない。

1)この場合、AがBに対し損害賠償請求をすることができるためには、Aはどの様に対応すべきか。適用される条文とその条文を適用すべき理由を答えて下さい。(復習)
                                    
                                    
                                    
                                    

2)平成28年5月11日以前に建物が既に焼失していた場合、その法律関係はどうなりますか。
                                    
                                    
                                    
 
3)平成28年6月10日以前に建物が焼失した場合と、同年6月11日以後に建物が焼失した場合とに別けて、買主Aが売主Bに代金の支払いをしなければならない場合がありますか。その理由と結論を答えて下さい。
                                    
                                    
                                    

4)前問において、売主BがAに損害賠償をしなければならない場合はありますか。あるとしたらそれはどの様な場合ですか。適用条文を示してその理由を答えて下さい。

                                    
                                    
                                    

<第2 具体的事例において、或る条文が適用できるか否かの問題>
1)AがBから購入した甲建物は、電設会社Cの過失により、電気設備に瑕疵があったため火災が発生し、隣家のX所有の乙建物も延焼のうえ消失させてしまった。この場合、AのXに対する法律上の責任は生じるのか。その理由と結論を答えて下さい。
                                    
                                    
                                    
                                    

2)AがBデパートで購入した接客用の豪華なテーブルには、ひび割れが生じていたが、それはテーブルの裏側を良く点検しなければ判らないものであった。そして当該テーブルはBデパートがC会社から購入した物であるとき、AはBに対しどの様な請求ができるか。その理由と結論を答えて下さい。
                                    
                                    
以上

アイランド新宿法律事務所