木村峻郎弁護士講義「民法第10回,表見代理,善意取得」

木村峻郎弁護士講義
「民法第10回,表見代理,善意取得」

第10回民法 木村峻郎弁護士が作成した善意取得及び表見代理の演習問題です。ぜひチャレンジしてみてください。

著 木村峻郎(アイランド新宿法律事務所 弁護士)

第1<善意取得>
1)AはBに対し高価な時計を預けていたところ、BはこれをCに売却した。この場合Bは、Aの代理人と称して売却した場合と、この時計を自己の所有物として売却した場合とに分けたうえ、CのAに対して考えられる主張を挙げてその当否を検討して下さい。
                                    

2)前問において、AがBに預けていたものが時計ではなく「自動車」であった場合はどうか。
                                    

第2<表見代理>
1)Aの妻Bは、A所有の不動産をAの代理人としてこれをCに売却した。この場合、Cは民法110条を根拠にAに対し当該契約の有効性を主張し得るか。

2)以下の事由を持って「民法110条の基本代理権がある」と取扱うことができるか。
 ①本人Aに代わってBが事実行為を行う権限

 ②761条によって認められる代理権

 ③公法上の代理権

以上

アイランド新宿法律事務所